東京都クリーニング生活衛生同業組合

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クリーニング店によろしく クリーニング店ってどこも同じでしょ? それが失敗だった… / ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

近いというだけでお店を選んだ結果…

クリーニング店はどこも同じだと思っていないか?
知っておきたい!

お店の種類

クリーニング店には
大きく分けて3つの種類があります。
自家洗いのお店と取次店、
さらに無店舗の取次店です。
まずはこの3タイプのお店の特徴を
知っておきましょう。

自家洗いのお店

自家洗いのお店

実店舗を構え、衣服を預けたお店の中でクリーニング処理まで行っているタイプ。自家洗いのお店の中には、自宅兼店舗であるお店や工場と受付が一体になっているユニット店などがあります。自家洗いのお店では、受付の近くで「クリーニング師」が仕事をしている場合が多く、身近に職人の技に触れることが出来ます。

取次店

取次店

実店舗を構えているのは自家洗いのお店と同様ですが、お店では衣服の受け渡しのみを行うタイプ。クリーニング処理はお店とは別の場所の工場等で行っています。

無店舗取次店

無店舗取次店

実店舗は構えておらず、車両等で衣服の受け渡しのみを行うタイプ。クリーニング処理は取次店と同様に提携しているクリーニング工場で行います。

電球

自家洗いのお店では、受付時に実際の処理にあたる
国家資格の「クリーニング師」に直接応対して
もらえる場合があり、その場で様々な
相談ができるので安心です。

クリーニング師とは

Professional

「クリーニング師」とは、衛生に関する知識とクリーニング処理に関する洗浄の知識や、仕上げ処理の技能に関する試験に受かった人のみに与えられる国家資格です。
クリーニング店には、クリーニング業法に基づき、一つの事業所毎に1人以上の「クリーニング師」を置かなければならない決まりがあります。

ワーニング

しかし、取次店や無店舗取次店には
「クリーニング師」を置かなくても良く、
工場など離れた場所にいる事も多くあります。

大切な衣服を安心して預けられる
クリーニング店選びのポイント

Point01

クリーニング処理方法やリスク等
店員がしっかりと
説明できているお店ですか?

クリーニング店は「衣服の病院」です。
受付のやりとりは病院の「診察」と似ており、衣服の症状にあった処理方法を相互確認する事が必要です。
実は、クリーニングでのトラブルは受付時のやりとりに原因があることが多いです。
クリーニング師に直接応対してもらえるお店は安心ですが、クリーニングの処理方法や最低限の繊維の知識がなく、説明ができる店員がいないお店は注意が必要です。

気にしてなかった…たしかに店員の説明が曖昧だったかも…

たとえパート・アルバイト店員だったとしても
研修・教育などでクリーニングに関する
基本的な知識を備えているお店が良いでしょう。

Point02

店名・住所・電話番号等
お店の連絡先がわかる
書面等は発行されていますか?

なにかトラブルがあった際に連絡先がわからないのでは困りますよね。
もし書面等の発行がない場合には事前に確認しておくことをオススメします。

連絡先かぁ…たしかに必要だよね

苦情の申出先の明示はクリーニング業法でも
義務化されています。
ルールを守っているお店は信頼できるお店とも
言えるでしょう。

ワーニング

大切な衣服や高価な衣服を出す前に、
まずはワイシャツなどの簡単なモノから
出して、お店の技術レベルや
接客対応についてもチェックしましょう。

クリーニング店ちゃんと選びます
ワーニング

無店舗のクリーニング店は
各地域の行政機関に確実に
届け出が済んでいるか確認をしましょう。

クリちゃんマーク・LDマーク・Sマーク等
マークも参考にしよう

クリちゃんマーク

クリちゃんマークは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県の組合加盟店で使用されているシンボルマークです。加盟店は素材や加工などに応じた洗い技術で、お客様に質の高いサービスを提供するよう心がけています。加盟店でもしクリーニングトラブルが発生した場合には、組合のクリーニング事故賠償基準に基づいた対応を行うので安心です。

LDマーク

LDマークは、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の組合加盟店で使用されている、47都道府県共通のシンボルマークです。もしトラブルが発生した場合には、クリーニング事故賠償基準に基づき、トラブルの対応を行います。

Sマーク

Sマークは、厚生労働大臣が認可した標準営業約款制度に登録している店舗のシンボルマークです。登録には様々な基準があることから、お客様がお店を選ぶ際の目印として役立つでしょう。Sマークは「Safety=安心であること」「Sanitation=清潔であること」「Standard=確かな技術であること」を表現。

僕はもうクリーニング店選びを間違えない